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シニア世代家族の運転が心配なら・・・







高齢者ドライバーの交通事故が近年急増中!!
現在、75歳以上の後期高齢者の自動車免許保有者は500万人以上にも及びます。
高齢者は加齢により動体視力の低下や複数の情報を同時に処理することが苦手になり、瞬時に判断する力が低下します。それによりハンドルやブレーキ操作に遅れが出るなどの特性が見られます🐸
また、加齢に伴う認知機能の低下も懸念されており、警察庁の報告によると、平成28年に運転免許証の更新でに認知機能検査を受けた75歳以上の後期高齢者約166万人のうち約3%の5万人程は認知機能が低下し認知症の恐れがあると判定されました。
そして近年、高齢者による自動車運転事故が増えています。
中でも、アクセルとブレーキの踏み間違えによる衝突事故が多発しており、高齢者が起こす事故全体の約28%を占めています。

事故が増えている高齢者の運転がより一層懸念されているなか、事故を防ぐための様々な対策も検討されています。
高齢の家族には無理せず免許を返納してもらうのが一番安心なことですが、現実問題そうもいかないのがほとんどです。
なぜなら、高齢者ドライバーは日常生活の中で買い物や通院への移動手段に車を使用する方がほとんどで、車がなくなってしまうと大いに不便になります。
車なしでは生活の行動範囲も狭まってしまうことから、免許の返納をしたがらない方は非常に多いのが現状です。
そこで、最近はアクセルとブレーキの踏み間違えを防止するための機能である、自動ブレーキを装備した車が販売されており、シニア向けの車としても注目されています。
自動ブレーキ装備とは?

自動ブレーキ機能とは、車の衝突や、誤発進を防止するためのコンピューター制御システムのことで、各自動車メーカーから独自のシステムが提供されています。
それぞれで、システムの動作状況が違い、特徴があります。
など様々なラインナップが続々と登場しています。
メーカーごとに優劣はつけ難いですが、それぞれに共通してアクセルの誤発進抑制機能が備わっています。
自動ブレーキ装備つき自動車のおすすめ車種
自動ブレーキ装備付きでおすすめの車種をご紹介いたします。
シニアの自動車運転には断然軽自動車がおすすめです。
小回りの効く運転の操作性、車の維持費、車体価格などを考慮しても軽自動車はシニア向けと言えるでしょう。
スズキ ワゴンR ハイブリッド
スズキの人気モデルワゴンRのハイブリッドです。
・デュアルセンサーブレーキサポート
・ヘッドアップディスプレイ
・誤発進抑制機能
・車線逸脱警報機能
・ふらつき警報機能
・先行車発進お知らせ機能
・ハイビームアシストなどのセーフティパッケージを装備でき安心です。
ハイブリッドなので燃費も約33km/ℓと非常に良いです。
価格はセーフティパッケージを装備して約150万円〜となっています。
ホンダ N-BOX
ホンダの人気車種N-BOXです。
安全運転支援システムHONDA SENSINGが搭載されています。
・衝突軽減ブレーキ(CMBS)
・誤発進抑制機能
・歩行者事故低減ステアリング
・路外逸脱抑制機能
・ACC〈アダプティブ・クルーズ・コントロール〉
・LKAS〈車線維持支援システム〉
・先行車発進お知らせ機能
・標識認識機能
・後方誤発進抑制機能
・オートハイビーム
など多彩なシステムが備わっています。
燃費は約26km/ℓほどで、通常モデルは約140万円〜、ターボモデルは約195万円〜となっています。
ダイハツ タント




ダイハツのタントは安全装置スマートアシストⅢが搭載されています。
・衝突警報機能
・衝突回避支援ブレーキ機能
・車線逸脱警報機能
・誤発進抑制制御機能(前方)
・誤発進抑制制御機能(後方)
・オートハイビーム
のシステムが備わっています。
燃費は2WDで28km/ℓ、4WDで25.6km/ℓとなっています。価格は約150万円〜です。
ダイハツ ハイゼットジャンボ“SA Ⅲt”
軽トラックを運転する方には、スマートアシストⅢtが搭載されている、ハイゼットがおすすめです。
・衝突警報機能
・衝突回避支援ブレーキ機能
・車線逸脱警報機能
・誤発進抑制制御機能(前方)
のシステムが備わっています。
ハイゼットジャンボはMT(マニュアル)、AT(オートマ)のモデルがあり、2WD、4WDの駆動方式モデルがあります。
燃費は約17〜18km/ℓほどで、価格はMTの方が安価で最安値が2WD・MTで約115万円〜、最高値が4WD・ATで140万円〜となっています。
後付け誤発進防止装置「ペダルの見張り番」


車を買い換えるのが難しいと言う方には、オートバックスから発売されている誤発進防止装置の「ペダルの見張り番」がおすすめです。

この商品は、軽自動車からミニバンまで100種類以上の車種に対応した後付けできる防止装置です。
アクセルの急な踏み込みをした際発動し、思い切りアクセルが踏み込まれても急発進することなく車はゆっくりと動くため、誤発進による事故を防止することができます。
急発進は前進・後進ともに作動致します。
このペダルの見張り番の販売価格は30,000円ほどと手頃なので、車の買い替えが出来ないという方には大変おすすめです。
まとめ
いかがでしょうか?
最新の安全装置が搭載された車、後付けで事故防止ができる安全装置など、高齢者の事故を防ぐためにできる対策は様々です。
できる限り、安全に安心して車に乗り続けてもらうためにも、周りの家族がサポートしてあげる必要があります。
大切な家族のために、是非、参考にしていただければと思います。
【余談】
シニアには軽トラックに乗る方も多いかと思いますが、最近の軽トラックは座席後部にスペースがあり、ラゲッジスペースとして使えたり、シートをリクライニングできる車種が人気です。
腰痛持ちの方は、従来の軽トラックの垂直シートで一層痛みが強くなった経験もあるはず。
そんな方々にも、この軽トラックおすすめですよ。
軽トラのシートがリクライニングできるだけで、かなり運転が楽になる。
腰痛になりやすいシニアには凄い恩恵があるよね。
【スーパー軽トラ対決】スーパー対ジャンボ 双璧どっちが凄い!?(ベストカーWeb) – Yahoo!ニュース https://t.co/oqwv7U4pkA @YahooNewsTopics
— ピピくん@サッカーくじ部部長&シニアQOL向上委員会会長 (@ShiluShilu22) 2018年8月12日