【2021年最新版】高齢者が抱える辛い膝痛への対処法

膝痛

膝が痛い!そんな時の対処法

ジジちゃん
最近、膝が痛くて辛いんじゃ。医者に診てもらったが「歳のせいだ」と言われてしまったわい。
ガガちゃん
本当、痛みが辛そうね。なにか私たちにできることはないかしら?

65歳以上の年齢になると膝痛を訴える人は急増すると言われています。

人は年齢を重ねるにつれ、膝の関節内の軟骨がすり減ります。高齢者で膝痛を発症する人の多くは変形性膝関節症と言われる症状なのですが、これは軟骨のすり減りがきっかけで起きることが多いと言われてます。

そして、高齢者のすり減った軟骨は元に戻すことは難しいのが現状です。

ジジちゃん
なんだ、この痛みはやっぱりどうしようもないのかい。
ピピくん
ジジちゃん、まだあきらめるのは早いよ!膝の痛みを軽減させる手段は色々あるからね。

大切な家族の膝痛を楽にするため、的確な対処法を学んでいきましょう!

あなたのジジちゃんはどんな様子?【チェック項目】

まずは、あなたの家族のジジちゃんの様子に当てはまる項目をチェックしてみましょう。

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checkレントゲンやMRIでの画像診断の結果から、関節症は重症ではないと言われた

check普段は家の中で座ってテレビを見ているか横になっている

check外出する機会はほとんどない(病院くらい)

check痛みが出たらとりあえずシップを貼るだけ

check接骨院やマッサージには行かない

checkリハビリや運動するのが続かない

check以前と比べ体型が明らかに変化した

check食欲はあまりない

check昔は良くカラダを動かしていた

check子や孫の言うことに耳を傾けない

以上の10項目を当てはめてみて、5つ以上に該当するものがあったジジちゃんは症状の快復の見込みありです。

なぜなら、カラダの健康のためにすべきことをしていなかった今までの習慣を改善することで、今後症状の回復が期待できるからです。

ジジちゃん
そうだったのか。確かにワシも生活習慣を振り返ってみると、改善するべきことが沢山ありそうだワイ。
ピピくん
ウンウン、それではうちのジジちゃんもやる気になったところで、具体的な対処法を調べていこうか。

高齢者の膝痛に適した対処法とは?

  1. 膝痛の軽減のためにするべきことは第一に運動です。運動といっても息が上がるような激しい運動を指しているわけではありません。無理なく毎日継続できる程度の負荷で行うことが大切です。
  2. 次に、マッサージやストレッチやはりきゅう治療を利用してみることも有効です。自力で通院が困難な高齢者は医療保険を利用して訪問施術を受けることが可能(条件あり)ですので、その手引きをしてあげるのも良いでしょう。
  3. 痛みが強いうちには膝のサポーターや杖を利用して膝への負荷を軽減させることも有効です。ただしそれに頼ってしまうようになると、あっという間に筋力は落ちてしまうので注意が必要です。
  4. 健康補助食品(サプリメント)を試してみる。巷で話題のグルコサミンやコンドロイチンといったサプリメントは疑問ですが、服用することで多少効果が得られるサプリもあります。全国で65歳以上の高齢者の約3割以上がこれらの健康補助食品を毎日摂っているというデータもあります。
  5. 介護認定を受けているならばリハビリ・デイサービスを利用する。デイサービスは場所によって様々な特徴がありますが、リハビリ・運動に特化したデイサービスを探してあげるのも良いかと思います。
ジジちゃん
フムフム。方法は色々ありそうだのう。もっと早く知りたかったワイ。

膝の運動で痛みを軽減

膝痛

変形性膝関節症で痛みがあっても、症状が重症化していない場合は膝を含む下肢の運動は非常に効果的です。

その理由としては、膝痛の症状の原因となるのは関節だけではなく、周りの筋肉の緊張や筋力低下によって痛みが強くなることが確認されているからです。

高齢になると、筋肉をつけるのは時間を要しますが、動かさなければ衰えるのはあっという間です。

すなわち、運動をすることで筋肉の緊張をほぐし、筋力低下を防ぐことができます。

膝の動きは主に「曲げる」「伸ばす」の単純な動きですが、膝周りの筋肉や腱、靭帯などは複雑に関わりあっているので、痛みを発症させている原因も様々です。

よってこの「曲げる」「伸ばす」の2つの動きで、目的の筋肉を鍛える運動を効果的に行うことが大切です。

膝痛を引き起こす筋肉

では次に、膝痛を引き起こす筋肉を学んでいきましょう。

膝の痛みは、どの部位が痛むかによって関連する筋肉が違うということがわかっています。

膝の内側・正面・外側・後面それぞれの部位で痛みと関連する筋肉を見てみましょう🐸

内側の痛み
膝窩筋(しつかきん)、大腿四頭筋肉の内側、大内転筋、大腿二頭筋
正面の痛み
大腿直筋
外側の痛み
大腿四頭筋の外側、大腿筋膜張筋、小臀筋、中臀筋(でんきん)、多裂筋(たれつきん)
後面の痛み
膝窩筋、大腿二頭筋
ピピくん
専門的な言葉で良くわからないけど、とりあえず色々な筋肉に要因があるってことだね。

大切なのは、痛みが出ている部位をしっかりと把握して、その要因となっている筋肉をほぐしたり、動かしたりして刺激してあげることです。痛みがあるからといって、何もせず安静にしていては良くなりません。

ここでは主に膝痛が膝周りに要因があることを前提に記載していますが、症状によっては腰やお尻など、膝以外の部位から痛みが発生している場合や、リウマチなどの疾患を発症している場合もあります。

詳しい膝の運動の仕方はこちらの記事を見てみましょう!

記事:膝の痛みに効果的で超シンプルな”これだけ体操”のやり方

マッサージやストレッチやはりきゅう治療を受ける

マッサージ
ジジちゃん
運動が良いのはわかったが、中々自分でやるのは大変じゃのう。継続できん。

実際、やるべき運動を教えてあげたとしても、家で自主的に運動を継続していける方は非常に少ないと思います。

人間、1人だとどうしても妥協をしてしまうものです。特に高齢者は自分で積極的に運動取り組む方は稀です。

そこで1つの手段として、カラダのケアの専門である外部の人に訪問施術をお願いするという選択肢もあります。

意外と知られてないかもしれませんが、実はマッサージやストレッチ、はりきゅう治療は一定の条件を満たせば医療保険を適応させて受けることができます。

一定の条件とは、例えばはりきゅうであれば以下の症状に該当する方が保険を適応させることができます。

はりきゅう保険適応疾患
腰痛症・頸腕症候群・頚椎捻挫(ムチウチ)・リウマチ・神経痛・五十肩・その他(膝関節症など)

実費負担だと1回の施術で数千円の費用がかかってしまいますが、保険を適応させれば数百円で治療を受けることができるのです。経済的負担も少なく、継続してケアを受けることが可能ですのでオススメです。

自力での歩行が難しい場合、自宅までの交通費も保険を適応できます。

ただし、これらの施術に医療保険を適応させるためには、かかりつけ医師からの「同意書」と呼ばれる書類が必要となります。
ガガちゃん
へ〜そうなんだ。それは知らなかったわ。きちんと専門の人に訪問で診てもらえるのは良いかもね。

膝のサポーターや杖を購入する

膝の痛みが強い時には歩くのも億劫となってしまいます。

しかし、先ほども記載した通り、運動量が減ってしまえば痛みがある膝だけではなく、全身の筋肉が急速に衰えてしまいます🐸

そうならないためにも、少しでも動作時の痛みが軽減できるのであれば、膝のサポーターや杖、シルバーカーなどのグッズを利用してもらうのも良いでしょう。

オススメの膝用サポーター

膝用のサポーターを選ぶ時には締め付けがキツ過ぎず、高齢者でも着脱がカンタンなものがオススメです。

ジジちゃん
こんなものがあったのか。着けてみるのも良いかもじゃな。

医療器具専門店などでは割と高額で売られているので、Amazonなどで高品質で安いものを購入するのがオススメです。いくつか管理人オススメの膝用サポーターを紹介いたします。

ゴツゴツした感じが苦手そうであれば、シンプルなタイプが着け心地も良くオススメです。

オススメの杖は多点杖

ジジちゃん
杖じゃと?杖なんてみっともなくて使いたくないわい!
ピピくん
みっともないなんて思わないで、使ってみようよ。膝の負担も減るし、転倒防止にもなるからさ。

確かに、これまで杖をついたことがない高齢者には杖を使用することに抵抗を感じる人も多いです。

しかし、使い方を覚えてしっかりと杖を使えるようになれば膝の負担も軽減できると同時に、転倒予防にもつながります。

杖には一点で支える一本杖の他に、3点や4点で支える多点杖があります。

多点杖の方が安定感があり、しっかりと支えてくれるので膝の痛みが強い場合には多点杖がオススメです。

痛みが軽くなり、杖の使用にも慣れてくれば軽量の一本杖もオススメです。

持ち運びに便利な折りたたみタイプもあります。

椅子代わりにもなるシルバーカー

ガガちゃん
ジジちゃん、痛みがあっても天気の良い日くらい少し外に散歩に出てみたら?気分転換にもなると思うよ。
ジジちゃん
う〜ん。外を歩くのは心配じゃな。途中で痛くなっても困るしのう。

歩行中の痛みや体力の消耗に不安がある方にオススメなのがシルバーカー(歩行器)です。

シルバーカーは手押し車のような形をしており、荷物などを乗せて歩くこともできます。

また、座面がついていて椅子代わりにもなるので、散歩の途中でシルバーカーに座り休憩することもできます。

シルバーカーは色々なタイプがありますが、しっかりと体重を預けても安定するような丈夫なものがオススメです。シルバーカーは膝痛や腰痛を持つ多くの人たちに利用されています。

ガガちゃん
デザインも色々あるのね。値段はちょっと高いけど、これでジジちゃんが歩くのが楽になるなら良いかもね。

このように様々なアイテムがありますが、カラダの動きをサポートする手段の一つとして適切なものを購入してあげるのも良いでしょう。

サプリメントはあくまで健康補助食品として

サプリメント
ジジちゃん
これはよくテレビの通販で見るやつじゃのう。効果があるのか疑わしいワイ。

サプリメントなどの健康補助食品は、あくまで「補助」の目的で摂取するなら良いかと思います。

はっきり言って、サプリメントをひたすら飲み続けたとしても症状が改善することは難しいと言えます。

テレビの通販番組などで「グルコサミン」や「コンドロイチン」を多く含むサプリメントが普及していますが、それらの栄養素を口から摂取したとしても患部である膝や腰や肩まで届くことはありません。

つまり、いくらサプリメントを飲んだとしても患部に栄養が直接届くことはないのです。

ガガちゃん
あら、そしたらサプリメントは飲む意味は無いってことなの?

たしかに、これらグルコサミンやコンドロイチンのサプリメントは直接に患部へ作用することはありませんので摂取する必要性は感じません。

しかし、食事では摂取できない栄養素を取るためのサプリメントは効果が期待できるといえます。特に高齢者になると食が細くなる人が多い中、骨の生成やカラダに必要なビタミンが不足しがちです。

高齢者にとって一番不足して困るのがビタミンDです。
ビタミンDが不足すると骨粗鬆症や認知症、うつ病などを招きやすくなります。

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それを予防するためにビタミンDを補う目的で、サプリメントを摂取するのはオススメです。

他にもマルチビタミンを含むサプリメントもありますが、人によって必要とするビタミンの種類や量が違うので、様々な種類のビタミンを一定量含むマルチビタミンを摂取し続けるのはオススメできません。不要なビタミンまで過剰に摂取してしまうリスクがあるからです。

よって、サプリメントを飲んでもらうなら、ビタミンDであれば良いでしょう。

サプリメントの摂取はあくまで栄養の補助目的で行いましょう。

運動型デイサービスでリハビリ

運動

あなたのジジちゃんが介護認定を受けているならば、デイサービスの利用もオススメです。

現在、様々なコンセプトのデイサービスがありますが、中でもリハビリに特化した運動型のデイサービスをオススメいたします。(地域によっては運動型デイがない場合も)

ジジちゃん
デイサービスなんて年寄りが行くような所に行きたくないワイ!
ガガちゃん
そう言わずに、試しに行ってみるのも良いんじゃない?(ジジちゃんも立派な年寄りなんだけどな…)

歳を重ねるほど環境の変化を嫌う傾向が強くなる高齢者ですが、頑固なジジちゃんも一旦変化を体験してしまえば意外と慣れるものです。
運動型のデイサービスでリハビリ専門の機能訓練指導員の元、しっかりと運動をすることで良いカラダづくりをすることが痛みの軽減につながります。

そして、デイサービスに通うことで他者との交流をはかり、気分も明るくなる方が多いです。

大切なのは、変化のきっかけを与えてあげること。

それまでの生活を続けていても良くなることは難しいですからね。

まとめ

高齢者の抱える辛い膝痛の対処法いかがでしたでしょうか?

ガガちゃん
ジジちゃんのために私たち家族ができることってたくさんありそうね!
ジジちゃん
ワシも自分の健康のため、色々やってみるかのう。

以上の対処法を、あなたの家族のジジちゃんが膝痛に悩んでいる場合の参考にしていただければと思います。

冒頭にも述べたように、まずは医療機関の検査を受けるようにして下さい。膝痛であっても痛みの根源は腰のヘルニアや脊柱管狭窄症、腰椎の圧迫骨折などが原因となっている場合もあります。適切な検査を受けた後で、必要な対処法を実践するようにしましょう。

多くの高齢者は情報を取り入れるのが苦手であり、昔ながらの固定観念も強い傾向にあります(頑固)。そうした理由から、より良い解決法があるにもかかわらず、情報を持っていないが故に損をしている人たちも多くいらっしゃいます。

よってこれからの時代は、より一層高齢者に対して周りの家族のサポートが必要なのです。

みなさんも、大切な家族のために的確なサポートをしていきましょう!

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