【2021年最新版】高齢者が抱える辛い腰痛への対処法

腰痛

腰が痛い!そんな時の対処法

ババちゃん
ここ最近、腰痛がひどくて歩くのも大変でね。アタシの腰が曲がってきとるせいなのかね。
ガガちゃん
う〜ん。腰が痛いと何をするにしても辛いわよね。なにか私たちにできることはないかしら?

日本での腰痛を持つ人は2,800万人以上と言われています。中でも65歳以上の高齢者が抱える腰痛は、若年者や中年者の抱える症状と少し違ってきます。

高齢者になると脊椎の骨が弱くなることにより圧迫骨折や脊柱管狭窄症を発症する割合が多くなるのが一つの特徴です。そして割合的には女性が多いようです。

それに伴い、歩行時の腰の痛みや、お尻、足のしびれなどの辛い症状を引き起こします。

脊柱管狭窄症で重症の場合は手術が必要になる場合がありますが、手術となると高齢者のカラダにかかるが負担が大きいことから、中々手術に踏み切れないことも少なくありません。

ババちゃん
やっぱり、この歳になればもうあきらめるしか無いのかね。
ピピくん
ババちゃん、まだあきらめるのは早いよ!腰の痛みを軽減させる手段は色々あるみたいだよ。

大切な家族の腰痛を楽にするため、的確な対処法を学んでいきましょう!

あなたのババちゃんはどんな様子?【チェック項目】

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まずは、あなたの家族のババちゃんの様子に当てはまる項目をチェックしてみましょう。

checkレントゲンやMRIでの画像診断の結果から、重症ではないと言われた

check普段は家の中で座ってテレビを見ているか横になっている

check外出する機会はほとんどない(病院くらい)

check痛みが出たらとりあえずシップを貼るだけ

check接骨院やマッサージはあまり行かない

checkリハビリや運動するのが続かない

check以前と比べ体型が明らかに変化した

check食欲はあまり無い

check昔は良くカラダを動かしていた

check子や孫の言うことに耳を傾けない

以上の10項目を当てはめてみて、5つ以上に該当するものがあったババちゃんは症状の快復の見込みありです。

なぜなら、カラダの健康のためにすべきことをしていなかった今までの習慣を改善することで、今後症状の回復が期待できるからです。

両足に力が入らない、どの姿勢でも強い痛みやシビレが出る、排尿障害があるなどの症状がある場合はまずは病院で検査を受けて下さい。
ババちゃん
あたしゃ、運動が苦手だから昔からほとんどすることはなかったけど、それがいいけなかったのかしらね。
ピピくん
色々とババちゃんの生活習慣を見直す必要がありそうだね。それでは具体的な対処法を調べていこうか。

高齢者の腰痛に適した対処法とは?

  1. 腰痛の軽減を図るためには腰痛体操が非常に効果的です。体操と言っても、息が上がるような激しいものではなく、簡単な動きで継続しやすい有酸素運動を行います。
  2. マッサージやストレッチやはりきゅう治療を利用してみることも有効です。自力で通院が困難な高齢者は医療保険を利用して訪問施術を受けることが可能(条件あり)ですので、その手引きをしてあげるのも良いでしょう。
  3. 痛みが強いうちには腰痛ベルトや杖を利用して腰への負荷を軽減させることも有効です。ただしそれに頼ってしまうようになると、あっという間に体幹の筋力は落ちてしまうので腰痛ベルトの常用には注意が必要です。
  4. 健康補助食品(サプリメント)を試してみる。巷で話題のグルコサミンやコンドロイチンといったサプリメントの効果には疑問ですが、服用することで多少効果が得られるサプリもあります。全国で65歳以上の高齢者の約3割以上がこれらの健康補助食品を毎日摂っているというデータもあります。
  5. 介護認定を受けているならばリハビリ・デイサービスを利用する。デイサービスは場所によって様々な特徴がありますが、リハビリ・運動に特化したデイサービスを探してあげるのも良いかと思います。
ババちゃん
色々できることがありそうね。今まで知らなかったことがたくさんあるわ。

腰痛体操で痛みを軽減

重篤な症状(極度の痛みやシビレ、排尿障害)が出ていなければ、腰痛体操は非常に効果的です。

腰痛になると、「痛いので腰を動かさないようにしよう。」と思ってしまいますが、それは間違い。

逆に動かさなくなることで、骨を支えるべき筋肉が衰えてしまい、骨や関節に負担がかかることで痛みが悪化するケースが多いのです。

よって、腰が痛いときほど体操やストレッチでカラダを動かす必要があるのです。

高齢になると、筋肉をつけるのは時間を要しますが、動かさなければ衰えるのはあっという間です。

すなわち、体操をすることで筋肉の緊張をほぐし、筋力低下を防ぐことができます🐸

腰の動きは「前屈」、「後屈」、「側屈」、「回旋」の主に4つの動きですが、どの動きの時に痛みが出るかによって問題がある筋肉を想定できます。

特に高齢者の場合は、脊椎が前弯する影響もあり、後屈の動き時に痛みを感じるケースが多くなります。

超カンタンで効果抜群の腰痛体操

それではここで、腰痛に非常に効果的かつ、カンタンシンプルな腰痛体操を紹介いたします。

❶背中後ろに5秒間反らせる体操

腰痛体操

❷カラダを前に曲げる

腰痛体操

❸上半身を横に曲げる

腰痛体操
たったこれだけです。これなら体操嫌いな高齢者でも無理なく継続できますよね。

体操の詳細はこちらの記事を参考にしてください。
記事:【シニア体操】ほとんどの腰痛は脳の勘違い?!腰痛改善の簡単体操

ババちゃん
こんなカンタンな体操で良くなるって言うのなら毎日やってみるかね。

腰痛を起こす筋肉

では、腰痛を引き起こす筋肉はどのようなものがあるのでしょうか?

痛みを感じる姿勢と関与する筋肉を把握してみましょう。

前屈で痛む
腹筋、腸腰筋
後屈で痛む
脊柱起立筋、臀筋(でんきん)
側屈で痛む
倒した方と同側の腰方形筋
回旋(ひねり)で痛む
【向いた方と同側が痛む】腰方形筋、最長筋、腸肋筋
【反対側が痛む】多裂筋
ピピくん
専門的な言葉で良くわからないけど、とりあえず色々な筋肉に要因があるってことだね。

大切なのは痛みが出ている部位をしっかりと把握して、その要因となっている筋肉をほぐしたり、動かしたりして刺激してあげることです。痛みがあるからといって、何もせず安静にしていては良くなりません。

ここでは主に膝痛が膝周りに要因があることを前提に記載していますが、症状によっては腰やお尻など、膝以外の部位から痛みが発生している場合もあります。

詳しい腰痛と筋肉のメカニズムはこちらの記事を見てみましょう!

記事:腰痛と筋肉のメカニズム

マッサージやストレッチやはりきゅう治療を受ける

鍼治療

ババちゃん
体操と併せてマッサージや鍼治療を受けれたら、より良いだろうね。

腰痛体操を継続しつつ、他にもカラダのケアができれば鬼に金棒、相乗効果が期待できます。

そこで1つの手段として、カラダのケアの専門である外部の人に訪問施術をお願いするという選択肢もあります。

意外と知られてないかもしれませんが、実はマッサージやストレッチ、はりきゅう治療は一定の条件を満たせば医療保険を適応させて受けることができます。

一定の条件とは、例えばはりきゅうであれば以下の症状に該当する方が保険を適応させることができます。

はりきゅう保険適応疾患
腰痛症・頸腕症候群・頚椎捻挫(ムチウチ)・リウマチ・神経痛・五十肩・その他(膝関節症など)

実費負担だと1回の施術で数千円の費用がかかってしまいますが、保険を適応させれば数百円で治療を受けることができるのです。経済的負担も少なく、継続してケアを受けることが可能ですのでオススメです。

自力での歩行が難しい場合、自宅までの交通費も保険を適応できます。

ただし、これらの施術に医療保険を適応させるためには、かかりつけ医師からの「同意書」と呼ばれる書類が必要となります。
ガガちゃん
それは知らなかったわ。きちんと専門の人に訪問で診てもらえるのは安心ね。

腰痛ベルトや杖を購入する

腰痛が強い時には座った状態から立ち上がるのも大変です。

しかし、先ほども記載した通り、部屋の中で何もせず安静にしているだけでは、全身の筋肉が急速に衰えてしまいます。

それを避けるためにも、少しでも動作時の痛みが軽減できるのであれば、腰痛ベルトや杖、シルバーカーなどのグッズを利用してもらうのも良いでしょう。

オススメの腰痛ベルト

腰痛ベルトを選ぶ時には締め付けがキツ過ぎず、高齢者でも着脱がカンタンなものがオススメです。

ババちゃん
今まで着用が面倒くさそうで避けていたけど、楽になるなら助かるわ。

医療器具専門店などでは割と高額で売られているので、Amazonなどで高品質で安いものを購入するのがオススメです。いくつか管理人オススメの腰痛ベルトを紹介いたします。

もう少しガッチリと固定したい場合は、よりしっかりと固定できるタイプもオススメです。

オススメの杖は多点杖

ババちゃん
杖を使ったことはなかったけど、どうかしら、、、
ピピくん
杖をつけば腰への負担も減るし、転倒防止にもなるから良いんじゃないかな?

確かに、杖をついたことがない高齢者には、杖を使用することに抵抗を感じる人が多いです。

しかし、使い方を覚えてしっかりと杖を使えるようになれば腰への負担も軽減できると同時に、転倒予防にもつながります。

杖には一点で支える一本杖の他に、3点や4点で支える多点杖があります。

多点杖の方が安定感があり、しっかりと支えてくれるので膝の痛みが強い場合には多点杖がオススメです。

痛みが軽くなり、杖の使用にも慣れてくれば軽量の一本杖もオススメです。

持ち運びに便利な折りたたみタイプもあります。

椅子代わりにもなるシルバーカー

ガガちゃん
ババちゃん、家の中ばかりじゃなくて少し外に出てみれば?気分転換にもなると思うよ。
ババちゃん
う〜ん。歩いてて途中で腰が痛くなった時の事を考えると恐いのよ。

歩行中の痛みや体力の消耗に不安がある方にオススメなのがシルバーカー(歩行器)です。

シルバーカーは手押し車のような形をしており、荷物などを乗せて歩くこともできます。

また、座面がついていて椅子代わりにもなるので、散歩の途中でシルバーカーに座り休憩することもできます。

シルバーカーは色々なタイプがありますが、しっかりと体重を預けても安定するような丈夫なものがオススメです。シルバーカーは腰痛や膝痛を持つ多くの人たちに利用されています。

ガガちゃん
デザインや形も色々あるのね。値段はちょっと高いけど、これでババちゃんが歩くのが楽になるなら良いわね。

このように様々なアイテムがありますが、カラダの動きをサポートする手段の一つとして適切なものを購入してあげるのも良いでしょう。

サプリメントはあくまで健康補助食品として

サプリメント
ババちゃん
隣の奥さんは毎日サプリを飲んでいるそうだけど、効果はあまり感じないと言っていたわ。

サプリメントなどの健康補助食品は、あくまで「補助」の目的で摂取するなら良いかと思います。

正直に言って、サプリメントをひたすら飲み続けたとしても症状が改善することは難しいと言えます。

テレビの通販番組などで「グルコサミン」や「コンドロイチン」を多く含むサプリメントが普及していますが、それらの栄養素を口から摂取したとしても患部である腰や膝や肩まで届くことはありません。

つまり、いくらサプリメントを飲んだとしても患部に栄養が直接届くことはないのです。

ガガちゃん
それならやはりサプリは飲んでも効果がないのね?

たしかに、これらグルコサミンやコンドロイチンのサプリメントは直接に患部へ作用することはありませんので摂取する必要性は感じません。

しかし、食事では摂取できない栄養素を取るためのサプリメントは効果が期待できるといえます。特に高齢者になると食が細くなる人が多い中、骨の生成やカラダに必要なビタミンが不足しがちです。

高齢者にとって一番不足して困るのがビタミンDです。
ビタミンDが不足すると骨粗鬆症や認知症、うつ病などを招きやすくなります。

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それを予防するためにビタミンDを補う目的で、サプリメントを摂取するのはオススメです。

他にもマルチビタミンを含むサプリメントもありますが、人によって必要とするビタミンの種類や量が違うので、様々な種類のビタミンを一定量含むマルチビタミンを摂取し続けるのはオススメできません。不要なビタミンまで過剰に摂取してしまうリスクがあるからです。

よって、サプリメントを飲んでもらうなら、ビタミンDであれば良いでしょう。

サプリメントの摂取はあくまで栄養の補助目的で行いましょう。

運動型デイサービスでリハビリ

運動

あなたのババちゃんが介護認定を受けているならば、デイサービスの利用もオススメです。

現在、様々なコンセプトのデイサービスがありますが、中でもリハビリに特化した運動型のデイサービスをオススメいたします。(地域によっては運動型デイがない場合も)

ババちゃん
今までデイサービスなんて私には必要ないと思っていたわ。
ガガちゃん
そんなことないんじゃない?確かに場所によっては1日中退屈な過ごし方をするところもあるようだけど、そこは私たちが良さそうなところを一緒に探すわよ。

歳を重ねるほど環境の変化を嫌う傾向が強くなる高齢者ですが、一旦変化を体験してしまえば意外と楽しみになってくるようです。
運動型のデイサービスでリハビリ専門の機能訓練指導員の元、しっかりと運動をすることで良いカラダづくりをすることが痛みの軽減につながります。

そして、デイサービスに通うことで他者との交流をはかり、気分も明るくなる方が多いです。

大切なのは、変化のきっかけを与えてあげること。

それまでの生活を続けていても良くなることは難しいですからね。

まとめ

高齢者の抱える辛い腰痛の対処法いかがでしたでしょうか?

ガガちゃん
ババちゃんがまだまだ元気でいてもらえるように私たち家族ができることってたくさんありそうね!
ババちゃん
アタシも自分の健康のため、色々やってみようと思うわ。

以上の対処法を、あなたの家族のババちゃんが腰痛に悩んでいる場合の参考にしていただければと思います。

冒頭にも述べたように、まずは医療機関の検査を受けるようにして下さい。腰痛であっても痛みの根源はヘルニアや脊柱管狭窄症、腰椎の圧迫骨折など様々です適切な検査を受けた後で、必要な対処法を実践するようにしましょう。

多くの高齢者は情報を取り入れるのが苦手であり、昔ながらの固定観念も強い傾向にあります(頑固)。そうした理由から、より良い解決法があるにもかかわらず、情報を持っていないが故に損をしている方々が多くいらっしゃいます。

よってこれからの時代は、より一層高齢者に対して周りの家族のサポートが必要なのです。

みなさんも、大切な家族のために的確なサポートをしていきましょう!

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